今日か明日で8年目
-本日を持ちまして、私共のお付き合いも交際8年目(7周年)を迎える運びとなりました。-
7年だか8年だかよく分からなくなってきました。彼女もきっと今日が交際記念日だなんて忘れていることでしょう。
交際記念日といっても、特別なことなんて何もなく、
各々自分の生活を送るだけのものですが、
今日の夜に、仕事から帰ってきた彼女に対して、
感謝を述べる日としては、うってつけの日です。
いつもありがとう。今までも、これからも好きです。
さて、お付き合いをした日のことを思い出すと、今でも少し胸が熱くなります。
大学1年生の頃。
眠りにつく前、明かりを消して、ベッドに2人で並びあってゴロゴロしていたときの話です。
前に好きだった人を4年が経っても忘れられずにいた当時の僕はとてもずるいやつで、彼女に少し気持ちが傾いていたものの、彼女にはっきりとした態度を取らずにいたような記憶があります。
「今は誰かと付き合う気はない」だとか「プラトニックな恋愛がしたい」だとか。
そんなことを、のたまっていたように思います。
それなのに、彼女とベッドで横並びになってゴロゴロ、ドキドキしていた"くそヤロー"な僕。
そんないつまでも煮え切らない態度の僕にしびれを切らした彼女、
どちらかと言うと消極的なタイプの彼女が、
先に動きました。
明かりを消して、そろそろ寝ようかと言った時、
横にいたはずの彼女が急に僕に馬乗りになって、
「付き合ってほしい.....」
と一言、そう言いました。
僕はその一言で、ノックアウト。
脳みそがパンクした僕は、一言返すのがやっとでした。
「うん.........」
そして、僕は初めての春を迎えました。無我夢中でした。
時計なんて見ていません。時間なんて概念が消えていました。
気付いたら、明け方になっていました。
そんな経緯で、めでたくお付き合いがスタートした僕ら。
気がついたら、次の日の明け方になっていたので、
交際記念日が、さて7/31なのか8/1なのか、やれどっちなのかが分からない。
決めきれない僕らの交際記念日。
決めないままに、曖昧なままに、8周年目7周年を迎えました。
本当にありがとう。不束者ですが、これからもよろしくお願いします。