50本の下書き-トランスジェンダーの日常 vol.7
2021年12月12日。日曜日。晴れ。7時起床。半ズボンに着替え、トイレに行く。
例のごとく体重を測る。
水を一杯飲み、コーヒーをいれる。
PCを開き、今年の夏に作った「人生でやりたいことリスト」を眺める。
そのリストには、"ブログを1年続ける"という目標が記されている。このブログは始めてから半年は続いたことになるだろうか。三日坊主にならずに済んでいるのが我ながらすごいと思う。順調でよろしい。よもやこんなに続くとは思わなんだ。
記事の本数は50本を超えた。下書きの本数も50記事。
下書きのこの多さ...。中途半端に書いては放置することが多いからアホみたいに書きかけのどうでもいい文章がたまっていた。数ヶ月前に書いた記事なんてとてもとても読んでいられるようなものではないが、せっかく書いたのに勿体ないという気持ちも少しある。
文章には鮮度があると思う。
思いついて書いた言葉なんて特にそう。
僕がその時、その瞬間に吐き出した言葉は、放置しておくとあっという間に、自らと切り離されたものになる。
下書きの50件は、もう半分以上はゴミ同然である。ぐちゃぐちゃに丸められた紙、汚れて読めなくなった文字。それらが辺りに散らかっている状態である。どうしたものか。
ゴミが散らかっている状態にも関わらず、ここ最近はさらにネタになるような突飛な出来事が多かった。
家族へのカミングアウトの件、新しい名前の件、引越しの件、今後の同棲の件...
たまりにたまった下書きの取り扱いに困る一方で、新しいネタはたまる一方である。
今年中におろせるものはおろしてスッキリしたいものだなあ。。
さて、今年も残りわずか。来年を良い年にするためにも今月は準備の月にせねばと気を引き締める。