偏見だらけの自分にドロップキック
こんにちはー。さねすけです。
ずっと書こうと思っていたのですが、なかなか書けずにいたことをば。
ブログ書いていた初期の頃、めちゃくちゃ偏見だらけでいた自分が恥ずかしいです。
ほんと知らないって怖いです。僕はある程度何かを分かった気でいたけど、実際のところ、何にも分かっていなかったんだなーと、Twitterを始めてから切に思います。
僕はFTMのリアル、トランスジェンダーのリアルって全然知らなかった。
下手したら、マジョリティ側と同じ偏見を持っている部分もあったと思います。(これについては、なぜ自分がそういう偏見を持っていたのかについてはいずれ考えていきたいところ...)
僕は10年前くらいかな、セクシャルマイノリティについて調べたりブログを読み漁って、ひたすら修行僧のように自分のことを考えまくっていた時期があったのですが、それ以降、これ以上性別なんかのことで時間を使いたくない、と思ってあまりLGBT関連の情報をあまり追わないようにしていたんですよね*1。Twitterも時間の無駄だと思ってたから、全然見ることなかった...。
そんな知識がかすかすの状態で、FTMの人たちが普通に日々を楽しく過ごしている姿っていうのも見えない状態でずっと過ごしてきたわけだったんですが、これがまぁTwitter始めるようになってからですね、どんどん景色が変わってきたわけなんですよね。
楽しそうに、前向きに、良い意味で普通に暮らしているFTMのリアルっていうのをそこで初めて知りました。...同世代でこんな人間、流石に他にいる気がしない...( ͡° ͜ʖ ͡°)
とにかく、そこからどんどん自分の古い知識、偏った見方、驕りっていうものが見えてきたんですよね。自分がいかに無知だったか、偏見をたくさん持っていたか。それが故で無自覚に誰かを傷つけてしまったことはないだろうか、あったかもしれない。そしてもしこのブログを見て、どこかの誰かが傷つくような発言をしていたら、それは本当に申し訳ないとも思っています...。
自分が経験してるからといって、わかった気になるのはダメなんですよね。
まずは自分が無知であることの自覚。そして、他者を思いやる想像力を磨く努力を怠らないこと。相手から学ぶ姿勢を忘れないこと。
昔のしんどかった時期に自分がいてほしかった存在に、自分自身がなっていけるよう生きていきたいです。かっこいい大人になるために、今の自分に何ができるか。模索していかないとね。楽しく、ゆるく、でも然るべきときに毅然とした態度で問題点を指摘できる人間になりたい。勉強しないとね。
*1:大学生の頃は、ブログを時たま見たり、AIDのことを調べたりはしていたけど、それよりも自分のためにもっと"他の有益なこと"をしなきゃみたいな気持ちが強かった。で、社会人の頃は、余裕がない生活をしてたからさらに触れずじまいという状態でした