【治療記録ver.4.0】ガイドラインから早々に離脱した【GID診断書をGET】
ーGID診断書、もらってきました。ー
こんばんは。さねすけです!
GID診断書を取得したので、本日はそれについてお話をしようと思います。
目次
これまでの治療のあらすじ
2021年6月 ガイドラインに沿って、カウンセリング開始。1回目、2回目受診
2021年7月 カウンセリング3回目受診。
その後、G-pitさんに病院のことで相談。
2021年8月 別の病院に鞍替え。ガイドラインは無視→"GID診断書"GET
という流れです。まぁ、つまり3ヶ月目で診断書をGETできたということになります。
ちなみに、初めは西新宿の方にある某クリニックに通っていました。口コミ評価1.◯となかなかの低評価ですが、言うて変わらんだろうと思って、定期券内ということを理由にして通院を決めていました...(^^;
が、3回目にして違和感に耐えきれず、G-pitさんに相談し、早稲田にある某クリニックへGoという流れです。ほんと、早めに相談して良かったと思いました・・・感謝しかないです。
時間と金を捨てるのを回避できて、ほっとしています。
↓少し、ほっとして、酒を飲みながら書いた記事です。
しかしながら、初めてメンタルクリニックに電話をかけたのは、早稲田だったんですよね...。ただ電話をかけたのが定休日だったとかで繋がらず、もう一つ候補として考えていた西新宿にそのまま電話して予約という状況でした。無知って怖い。
情報はあらゆる手段を使って、調べるべきだと学びましたね...。Google先生だけじゃ限界あります。まぁしかし時間食いますよね。GID治療って( ˙-˙ )
GID診断書の取得について
ところで診断書って、みなさんどれくらいでもらえるイメージありますか?
僕は大体、半年間〜1年間、カウンセリングに通えば診断書が発行される、という認識でした。
中には、即日でもらえる病院もあるらしいということは何となく噂で聞いたことがあったのですが、自分でGoogle先生に聞いてみても僕には具体的な病院名がわからず、ずっと都市伝説だと思っていました。情弱ダナ(*´-`)
今思えば、Twitterやるなり、FTMの方と交流をはかるなりしていたらよかったんでしょうけどね、まぁしょうがない。TwitterもFTMの人も苦手意識が強かったから・・・(FTMの人は、オラオラしているイメージがあって苦手でした...)
話を戻します。
診断書をもらうためには、少なくとも半年はカウンセリングに我慢して通わなければならないと思っていたのですが、
この度、僕が行った病院では..........
即日でもらえました。
本当に驚きでした。こんなに呆気なくもらえるとは...。拍子抜けしてしまう。
今まであれこれ考えてたのは何だったんだろう、と思います。
カウンセリングって自分の中でわりとネックだったんですよねぇ。大学は超ど田舎で診断書のために通うのはきついなぁと思ってたし、社会人はちょっと特殊な環境に身を置いていたもので、時間がとにかくなかったり・・・。
僕は診断書をもらうには、今まで二つのものが必要だと思っていました。
一つは、どれだけ遠かろうが、どれだけ時間が奪われようが、たとえどういう環境下であろうともカウンセリングに通い続け、私の意思は変わりませんと証明するための忍耐力。二つ目は、無駄なものに対して時間や金を捨てる覚悟と決断。
カウンセリングというのは、それらが試されているものなんだと勝手に思っていました。それなのに・・・即日って・・・。
とにかく、診断書が1回で発行されることにより、時間もお金もコスト削減できたことは心底嬉しかったです。
あと思うのは、カウンセリングって自分の性別に迷ってる人に対してならいいと思うのですが、そうじゃない人にとっては単なる消化試合に思えてしまうんですよねぇ...。要するにほとんど無駄じゃないのって思っています。
アラサーの僕は、性別違和とは20年以上お付き合いさせていただいてる仲で、もうずっと犬猿の仲なものなので。診断なんかされなくても、自分の性別違和は自分が一番分かってるよーと思ってしまいます。それにこの先、治療でどうなったって自己責任だというのも重々承知しております。
僕はガイドラインに沿った方がきっといいだろう、というノリで初めはカウンセリングに通いましたが、結果としてガイドラインは無視して突き進むことになりました。
診察内容について
●診察時に必要なもの
・自分史(A4 1枚程度)
・保険証
予約時の電話で、A4 1枚程度の自分史を持ってくるようにと言われていたので、持っていきました。僕の場合は、すでに別の病院でのカウンセリング用に自分史を書いていたので、合計9ページにも及ぶ自分史をそのまま持っていきました。長すぎるよなぁとは思うものの、書き直すのもめんどくさかったので、そのまま提出しちゃいました(^^;
先生は長くなる分には問題ないよとおっしゃり、サラーっと速読されてましたね。読むの早くてびっくりした。
診断内容自体は非常にあっさりしたものでした。自分史をもとに、あれやこれやと質問をされるのかと思いきや、そんなことも全くなく。本当にあっさりとしていました。予め診断書が欲しいと伝えた上で予約の電話を入れたことと、別のメンタルクリニックに通っていたということを伝えたからかもしれません。
ちなみに診察をしてくださった先生は、とても気骨ある先生という印象でした。素直にそこの病院行けてよかったと思っています。
また先生からは、
・GID診断書を出すための条件
・ガイドライン診療について
・WHOが性同一性障害を精神疾患の枠組みから外すと表明していること
・今後戸籍訂正をするにあたって必要なこと
について説明していただきました。説明が非常にクリーンでしたね。
あと今回驚いたのは、染色体検査って今は必ずしもやる必要ない、ということ。
先生曰く、染色体検査は、
「あんなものはね、無駄だよ。無駄。高いし。やらなくていい。」
とのことでした。
昔は、戸籍訂正をするにあたって、染色体検査は必須でしたが、今は戸籍訂正のための必須要件というわけではないそうです。染色体検査って自費だと4万はいくらしいですし、高くて無駄と言われる検査なんてやらなくていいなら、それに越したことはないですよね。
ちなみに僕は前の病院では、染色体検査するよって言われて、同意書にサインはしたものの、採血だけして、、、結果いまだにあれが何だったのかよく分からずにいます( ˙-˙ )
次回結果渡しますからって言われたけど、僕がもらった紙、想像してたのと違ったんですよね。染色体検査って、XYの状態を念のため確認するものだと思ってたけど、そういうの何にも書いてなくて.....。
というか、あそこの先生、「はい、一般検査の結果ね」って言ってたんだよな...。あそこの先生、機嫌悪くなるイメージついてたから、あまりガツガツ聞かないようにしてたけど、もっと聞いておけばよかったなぁと今更ながら思います。ちなみに値段は1万ちょいでした。
早稲田の先生には、「その値段じゃ、染色体検査じゃないよ。染色体検査はもっとかかるよ」との回答だったので、僕が受けていたあれは一体なんだったのだろうと、ますます謎は深まりました。
染色体検査については、この記事が分かりやすかったので、参考までにリンク貼らせていただきます。
僕のもらった紙と全然違う・・・!
今まで通っていた病院を変えたきっかけ
さて違和感があったため、病院を鞍替えしたと上の方で述べましたが、それについて書いていきます。カウンセリングの内容については、治療記録カテゴリで診断内容と料金のことも記事にしているので、詳しくはそちらをご参照いただければと思います。
病院を変えた理由については、2点。
・病院や先生に対しての不信感
・このままガイドラインに沿ってちんたら進めていくことがどうにも腑に落ちない
以上です!3回目の診察から2週間ほど経った頃でしょうか。この先も診断書のために我慢して病院に通って、無意味なカウンセリングに時間と金を無駄にしていかねばならないなんて、と考えると、とても憂鬱で。他に良い方法がないものか・・・ともやもやしていた時、G-pitの翔さんのブログで診断書取得についての記事を拝見したんですよね。
そこから、ご連絡させていただいて、病院を紹介していただいたと言う流れです。
その節は本当にありがとうございました。
救われました、僕。
参考サイト
↑地域に住まわれている方で、良い病院が近くにない場合は、試しにG-pitさんに相談してみるとか、Twitterで誰かに聞いてみるとか一度してみた方がいいんじゃないかなぁと思います。おかしいなって思うことを我慢し続けて、1人で抱え込んで腐らないようにしましょ。
今後について
僕のGID診断書の入手の話は以上です。
これで、ようやくホルモン注射・・・!!!!!!
なんて、早々うまくいかないのが現実。
まず、来月はコロナのワクチン摂取に2回行かないといけない上に、職場が新しいところに変わるので、ホルモンを打つのはちょっと厳しいんですよね。
まぁそこは焦らず、今後の仕事や体調面 の様子も見ながら治療を進めていきたいと思っています。
では随分、長くなってしまいましたが、以上です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。